関東の有名な焼物の産地、笠間に行ってきました。
町のあちらこちらに窯元やギャラリーがあり、1日かけて回ることができます。
今回訪れたギャラリー・食事処などご紹介します。
回廊ギャラリー 門


笠間では有名なギャラリーショップ。
中庭を囲んだ回廊にたくさんの作家のうつわがズラリ。
作家さんごとに固まっているので、好きなテイストの作家を見つけやすいです。


企画展も行っています。
お値段もお手頃なものから高価なものまで。
美しい庭園を眺めながらゆっくりした時間を過ごせます。
きらら館
笠間を始め、全国各地の陶器を販売しています。
圧倒される商品量で、掘り出し物やお気に入りを探すのにピッタリのお店です。
お手頃なお値段のものが多いと思います。

陶の小径


ギャラリーロードの裏手に、「陶の小径」といった、窯元が並ぶ通りがあります。
工房に小さなお店が併設されていて、うつわを購入することができます。
1軒1軒訪ねてみると各工房の個性がわかるのでおすすめです。
工房の雰囲気も見ることができ、窯元の方とお話ができるので楽しいですよ。

笠間芸術の森公園


小高い丘にある広々とした公園。
天気が良ければ芝生でピクニックに絶好の場所。
公園内には美術館、資料館、カフェ、など長時間ゆっくりできます。
登り窯もあり見応えありです。
そば切り 一兵衛


芸術の森公園の近くにあるお蕎麦屋さん。
風味のあるコシのあるお蕎麦。
サクサクの舞茸天ぷら。
今まで食べたお蕎麦の中でも、かなり上位のおいしさでした。
おすすめです。

笠間の街
山々に囲まれたのどかな笠間市は茨城県の中央辺りに位置し、東京からも車で1時間半~2時間ほどで到着します。
焼き物の里として有名な笠間ですが、笠間城跡、笠間稲荷神社、芸術の森公園など歴史や文化的な魅力もたくさんあります。


さらに、美味しいものがたくさんあります!
お蕎麦屋さんなどの食事処だけでなく、カフェ、パン屋、和菓子屋など食べ歩きにも向いています。
栗が有名なのか、モンブランや栗のお菓子もたくさん見られます。
平日に訪れましたが、思っていたより人は多く、計画性のない私は、
ランチの蕎麦屋にも並びましたし、人気お菓子屋さんのモンブランも完売で食べることができませんでした。
時間はピークをずらしたり、早めに動いたほうがよいと思います。
笠間の歴史

江戸中期、信楽の陶工によって焼き物の技術が伝えられたことにより笠間焼の歴史がスタートします。
信楽の特徴を持った、柿釉や黒釉などの瓶や壺などが多く生産され、
時代が進むとともに日用品を中心に様々なうつわが作られてきました。
近代化が進むにつれて一時窯元も衰退していきましたが、
現在は300人もの窯元や個人作家が作陶を続ける焼き物の産地として蘇っています。
平成4年、経済産業大臣より伝統的工芸品に指定されています。

おわりに

うつわ、グルメ、歴史、自然と大満足の旅でした。
笠間は東京からの日帰りドライブにも丁度よい距離で、自然を満喫でき、ゆったりとした時間を過ごせる場所です。
レンタサイクル・周遊バスなどもあり、車でなくても街を回る手段はあるので、
東京から電車や高速バスで行っても問題ありません。
これからもうつわを探しに旅に出たいと思っています。
ありがとうございました。
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